会社概要

1945年の創業以来、私たちは「静脈産業」として、
鉄鋼業界という「動脈産業」を、表舞台からは見えない場所で、静かに支え続けてまいりました。
先代である父は、技術の飛躍的進化と合理化が進む時代に於いて、
「生産体制の再構築」「人々の健康」「環境保全」が最優先されるべきだという
揺るぎない信念のもと、‟いま、環境メンテナンスを考える‟のテーマを掲げ、
日々研鑽を重ねておりました。
その意思と問いかけは、今も私たちの芯として息づいています。
そして、その環境と人に向き合う姿勢は、私たちの技術・組織のあり方と「選び方」にも深くかかわります。
私たちは、何を選び、何を選ばないか。
その「選び方」は、次の5つの価値観に根ざしています。
『透明性』・『誠実性』・『創造性』・『柔軟性』・『自律性』
それは、私たちがどのように働き、どのように関わり、どのような未来を育てるかの判断基準でもあります。
— 川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
創業から80年が過ぎた今も、創業当初から少しずつ形を変えながら、
静脈産業としての立場から、社会の見えない部分を、"透明"で”誠実”に根底で支え続けています。
そして、豊かな"創造性"をもって"柔軟"に対応し、社員それぞれが"自律"した思考で行動する。
その積み重ねこそが、未来への信頼を育んでいくと、私たちは信じています。
— 最後に生き残るものは、最も強いものでも、最も賢いものでもなく、最も変化を恐れないもの。
私たちは、自らの社会的責任と真摯に向き合いながら、
これからも変化を恐れず、成⾧し続けます。
そして、「きつい・汚い・危険」と言われてきた３K業の新しい定義を探究し、
産廃業界にスポットライトが当たるよう、未来に向かって歩み続けます。

株式会社伊藤油化工業所
代表取締役 伊藤 知子